「インフラってよく聞くけど、実際何のことなんだろう?」そう思っている方も多いのではないでしょうか?

Web業界でも頻繁に使用されるインフラ。その意味を理解することによって、IT分野の仕組みをより把握することができます。

今回は、ITで使われる意味や、ITインフラを管理するエンジニアの種類などを紹介します。

インフラとは

インフラとは「インフラストラクチャー Infrastructure」の略名です。

IT分野では「ITインフラ」または「インフラ」という使い方をされており、サービスを利用する上で土台のことを指しています。

IT分野における「土台」とは

コンピュータ
サーバー
ハードウェア
データベース
OS

などがITインフラになります。

例えば、Webサイトを始める場合、サーバーやデータベース、インターネットなどが必要になります。

ITインフラは、表向きには見えない部分のため分かりにくい方もいるでしょう。その場合は、公共設備に例えると考えやすいです。

「車 = サービス」を走らせるためには「道路 = インフラ」が必要である。

このように「土台」や「基盤」となるものを「インフラ」と呼びます。

ITインフラの重要性

ITインフラはWebサービスやアプリケーションを動作させる上で非常に重要な役目を果たしています。

例えば、どんなに魅力的なWebサービスを作ったとしてもサーバーが不安定ですぐに落ちるようなサイトは人気が出ないでしょう。非常に面白いスマホアプリをリリースしてもOSの動作に問題があれば広がっていくことはありません。

分かりやすくするために日常生活のインフラで例えてみましょう。

例えば道が整っていなくても車は走行できます。しかし、常に沢山の車が利用するような道の場合、信号や道路、横断歩道などを整備しなければ快適に利用することはできません。このように、インフラとは「サービスを快適に利用できるようにする」という重要な意味を持っています。

まとめ

今回は、IT分野でも使われる「インフラ」について解説しました。

ITインフラは、ユーザーから見えにくい部分になっているため、一見すると「何のこと?」と思われがちです。しかし、ITインフラが整っていなければ私達はサービスを快適に利用することはできません。

テクノロジーの進化に伴い、ITインフラもまた進化しています。ユーザーがストレスなく利用できるための全ての土台がITインフラであることを覚えておきましょう。