Webメディアで情報発信をする際によく言われるのが「良質なコンテンツ」です。
ユーザーがGoogle検索した時、検索結果の上位に表示されるには良質なコンテンツを作る技術が必要になります。
(SEO対策)
Googleも公式に「良質なコンテンツを優先して上位表示する」と公表しています。このことからもユーザーにサイトをアピールするためには良質なコンテンツが欠かせないことが分かります。
しかし、良質なコンテンツとは非常に曖昧な言葉だと思いませんか?
そこで今回は、良質なコンテンツを作る7つのポイントを紹介します。
頑張って作ったコンテンツが検索上位に表示されるためにも、ぜひ参考にしてみてください。
ポイント1:タイトルと内容が一致している
コンテンツタイトルは、記事の内容と一致している必要があります。
例えば「東京で美味しいイタリアンが食べられるグルメスポット10選」というタイトルのコンテンツがあったとします。
この記事のタイトルを見たユーザーは「美味しいイタリアンレストランが知りたい!」と思ってリンクをクリックするでしょう。
しかし、文章内に「和食が食べたくなったらこの店に行こう!」や「近くにはボーリング場もあって…」などの記載が沢山あったらユーザーは困惑します。
記事のタイトルに対して内容が一致していなければ良質なコンテンツとは言えません。
ポイント2:ユーザーの問題を解決するコンテンツ
ユーザーは問題を解決するためにインターネットで検索します。
美味しいお店
目的地までの行き方
海外旅行に必要な物
流行の服
家電を安く買える店
このように何かしらの疑問を解決するためにキーワードを入力して検索します。
つまり良質なコンテンツとは「ユーザーの問題を解決する」ものである必要があります。
例えば
わざわざ自分で調べるのが面倒に感じること
コンプレックスなどの本気の悩み
金銭的な問題
法律的なトラブル
上記のような問題を解決できるようなコンテンツは「良質」と呼べるでしょう。
ポイント3:信頼できる情報のみ記載している
コンテンツ配信者は事実ベースで情報を発信する必要があります。
間違った情報ばかり記載していれば、ユーザーはストレスを感じ離れていくでしょう。特にユーザーの悩みを解決するようなコンテンツでは事実を記載することが重要です。
例えばユーザーが
「クレジットカードを作りたいけど学生だしなぁ。審査に落ちると次の審査に響くっていうし…」
という問題を解決するために「クレジットカード 審査 甘い」と検索したとします。
ここでコンテンツ内に「このカードなら誰でも作れる!」や「審査に落ちることは絶対ありません!」と適当な文面を書いていたらユーザーはどう思うでしょうか?
もちろん、良い気持ちになるはずがありません。
コンテンツを作る際は、まとめサイトや個人ブログから情報収集するのは避けましょう。
事実を記載しているサイトを参考にする。または情報元に連絡して事実を確かめるなどして、信頼できる情報のみを記載するようにしましょう。
ポイント4:必要な情報を網羅している
ユーザーが知りたい情報を網羅したコンテンツは良質なコンテンツと言えます。
なぜなら「その記事を読み終わった時にユーザーの問題が解決」するからです。
ユーザーが記事を読み終わったあとに「それで実際はどうしたらいいの?」と思うようなコンテンツは良質とは言えません。
サイトに訪れるユーザーが何を知りたいのかを想像して、必要な情報を網羅することはとても大切です。この行為をしっかり突き詰めたコンテンツは検索で上位表示されやすいです。
コンテンツ作成者としては、情報を小出しにしてアクセスを集めたくなることもあるでしょう。しかし、実際はユーザーに対して出し惜しみをすることなく重要な情報を公開することがアクセスアップに繋がります。
ポイント5:明確な情報を分かりやすく伝えている
例え、必要な情報を網羅していたとしても、要点が見えてこない文章が長々と書いてあればユーザーは一瞬でサイトを離れていくでしょう。
要点を簡潔に伝えることは、良質なコンテンツのポイントです。
例えばコンテンツの見出しに「iPhone Xの新機能」と書いてあるのに「季節は秋になり寒くなってきました」など余分な文章が入っていれば、ユーザーはストレスを感じるでしょう。
見出し:iPhone Xの新機能
本文:ディスプレイサイズが5.8インチになり、解像度もiPhone8の1,334 x 750と比べ2,436 x 1,125と飛躍的に伸びています。
このようにユーザーの知りたい情報を分かりやすく解説したコンテンツの方が好まれます。
結論を後回しにするのはコンテンツ制作者のエゴに過ぎません。明確で分かりやすい解説ができてこそ良質なコンテンツと言えます。
ポイント6:オリジナリティがある
他者のコンテンツからコピペしたような記事が良質なコンテンツと呼べるでしょうか?
似たような情報が溢れている中で、特定のコンテンツのみ読まれているのには違いがあります。独自性のあるオリジナルなコンテンツは真似されにくくユーザーにとっても1つの魅力になります。
個性がなく、ライバルとなるメディア同じ内容のコンテンツを新しく作っても上位表示されることは少ないでしょう。
必要な情報を網羅しつつ独自の見解を織り交ぜたコンテンツならユーザーも「こういう見方もあるんだ」とプラスアルファの情報を得ることができます。
情報発信の競争率は今後も加速していきます。その中で「良質なコンテンツ」と判断されるためにはオリジナリティが1つの鍵になると言えるでしょう。
ポイント7:関連性の高いリンクが貼られている
1つのコンテンツの中に、関連性の高いリンクが貼られていることも良質なコンテンツと言えます。
なぜならユーザーは、記事を読み進める中で「そっか。じゃあ〇〇も知りたいな。」と思うはずです。ユーザーは、未来をイメージして必要な情報を判断していくものです。
そんな時、ユーザーにとって有益な情報となるリンクが貼られていれば必ずクリックするでしょう。
これは「必要な情報を網羅する」にも通じるポイントです。しかし、関連性のある情報まで網羅するとコンテンツタイトルとずれたり、長過ぎる文章になってしまいます。
ユーザーが読み疲れない範囲で情報を提供し、関連性の高いリンクを貼る。この作業によって、ユーザーに判断を委ねることができます。
一方的に情報を押し付けるのではなく「よろしければこちらもどうぞ」という姿勢でリンクを添えた方がユーザー思いのコンテンツと言えます。
良質なコンテンツでユーザーを引きつけよう
まとめ
今回は、良質なコンテンツを作るための7つのポイントを紹介しました。
検索画面で上位表示されるための一番のポイントは「ユーザー思いである」ことです。
サイトに訪れたユーザーがスムーズに問題を解決できるようなコンテンツ。
一見、簡単なようですが実際は奥の深い世界になっています。
検索順位を決定しているGoogleは定期的に上位表示する基準をアップデートしています。そのため「キーワードは何個入れて…文字数を多くして…」というような単純なテクニックは通用しなくなります。
何よりも大切なのは「良質なコンテンツ」であることです。これだけは今後もブレることのない真実と言えるでしょう。
今回紹介したポイントを踏まえて、ぜひ良質なコンテンツを作成してみてください。