こんにちは、現在AIを使ったサービス開発を画策しています。
どんなサービスにするべきかを検討するにあたり、
マーケットインで考えるべきか、プロダクトアウトで考えるべきをを
真剣に考えてみました。
まずそれぞれの言葉の意味についてです。
マーケットインとプロダクトアウトについて
まずは大好きなwikipediaで調べます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/プロダクトアウト/マーケットイン
・プロダクトアウト
プロダクトアウトでは、コア技術として選択した独自の技術の利用を優先し、その独自技術に合わせた商品を作り出す。コア技術戦略が上手くできる条件が揃えば、独占的または寡占的な市場を作り出し、巨大な利益を得ることができる。ただしコア技術に強く結びついた創造的な商品を作り出す能力と、新しい価値を顧客に伝えるためのプロモーション能力が必要となる。
つまり、自社もしくは自身が持っている強みとなる技術を優先して商品を作り出す。ということです。
・マーケットイン
マーケットインでは、顕著化している顧客ニーズへの適合を優先し、そのニーズに答えるための技術開発を行う。複数の企業が競合しても多くの企業が潤うような市場であれば、十分な利益を得ることができる。ただし真似されやすい製品やサービスになりやすく、市場そのものがコモディティ化しやすく、価格競争に陥りやすい。
顕在化している顧客のニーズを優先して、商品を作り出す。というものになります。
それぞれのメリット/デメリット
次にメリットデメリットは下記のようになります。
プロダクトアウト | マーケットイン | |
メリット | ・独占市場を生む出す ・巨大な利益が得られる | ・潤う市場であれば、十分な利益を得られる ・容易に作成、プロモーションが可能 |
デメリット | ・創造的な商品の作成能力が必要 ・プロモーションの能力が必要 | ・サービスが真似されやすい ・価格競争に陥る |
つまり、それぞれメリット/デメリットがあるため、何がいいか、はもう一歩踏み込んで考える必要があります。
著名な記事からそれぞれの優位性を探る
「プロダクトアウト マーケットイン」とgoogleで検索結果に出てきた上位5件の記事を参考にしました。
共通して大事だと思われるポイントが記載されています。
マーケットイン、プロダクトアウトは対比して考えるものではない
複数の記事で共通して書かれていたことは、この2つの要素は対比して考えるものではないという記載です。
まず商品開発の根底にあることは、顧客のニーズがあります。
そしてこのニーズが、
顕在化している場合:マーケットイン
潜在化している場合:プロダクトアウト
になるということです。
つまり、潜在化してようが顕在化してようが、顧客のニーズに応えることが重要。
ということです。
あくまでもマーケットイン・プロダクトアウトは、顧客のニーズが顕在化している場合と潜在化している場合の言葉の定義である。ということです。
つまり商品開発する際は、目に見えて入ろうがなかろうがニーズを満たせる商品開発がポイントになる。
ということです。
ちなみに、個人的に以下記事が一番参考になりました。
https://webtan.impress.co.jp/e/2013/03/19/14920
ニーズを満たすためには
上記でニーズを満たすことが重要、とありましたが、ではそのニーズを満たす商品を作る場合、
どのように考えればいいでしょうか。
色々な記事を参考にして見たところ、重要なキーワードが出てきました。
・SWOT分析
https://ja.wikipedia.org/wiki/SWOT
SOT分析(-ぶんせき、SWOT analysis)とは、目標を達成するために意思決定を必要としている組織や個人のプロジェクトやベンチャービジネスなどにおいて、外部環境や内部環境を強み (Strengths)、弱み (Weaknesses)、機会 (Opportunities)、脅威 (Threats) の4つのカテゴリーで要因分析し、事業環境変化に対応した経営資源の最適活用を図る経営戦略策定方法の一つである
これはマーケティングに関わらず事業戦略など様々な場面で使われている非常に有名なフレームワークです。
商品開発においては強みと機械を活かした商品に勝機がある。ということになります。
つまり、ニーズを満たすためには、
・内部環境(自分/自社の状況や強み)を活かす
・外部環境(市場動向やトレンド)を汲み取る
ことが重要になります。
中国の孫子の有名な言葉が私は非常に好きです。
「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」
相手を知って、自分を知れば、100戦100勝だ。という意味です。
何百年も前から自分と相手(顧客)が重要だと言われていたのですね。
まとめ
・マーケットインやプロダクトアウトという考えが重要ではななく、顧客のニーズを汲み取ることが重要である
・ニーズを満たすためには、自分/自社の置かれている状況、外部環境を理解し、それを活かすことが重要である