「Webメディアって何?」
こんな疑問を感じたことはありませんか?
現在、インターネット上には企業のホームページから個人ブログまで様々な種類のWebメデイアが存在しています。
Webメディアには、それぞれ特徴があり存在意義があります。
これからWebメディアを作って情報を発信していきたいと考えるなら、どんな種類があるのか把握しておくことが大切です。
各メディアの違いや特徴を理解して、目的に合ったサイト作りの参考にしてみてください。
Webメディア=情報の媒体
「Webメディア」とは
Web(World Wide Web):クモの巣のように広がっている意味
メディア:媒体のこと
つまり「インターネット上にクモの巣のように広がった媒体」と言えます。
簡単にいうと「世界中にある情報の媒体」ですね。
今や何種類にも分裂したメディアの種類を総称して「Webメディア」と呼んでいます。
例えば、Webサイトのあるページを見たとします。
そこにはテキストと画像だけでなく、外部リンクが貼られていることでしょう。
この外部リンクによって私達は、自ら検索することなく様々な情報に触れることができています。
まさに「クモの巣」のように情報が張り巡らされた媒体。
それがWebメディアです。
ここからは、Webメディアの各種類の特徴を見ていきましょう。
情報の発信源「1次メディア」
様々な情報の発信源となるのが「1次メディア」です。
国内のみならず、世界で起きたニュースなどをオリジナル記事としてアップしているのが1次メディアの役割です。
情報源である1次メディアを利用して、多くのまとめサイトやキュレーションサイトが成り立っています。
1次メディアの発信源も様々な分類に分けることができます。
通信会社
雑誌
テレビ局
IT企業
このように1次メディアにも複数の種類があり、今後も増えていくことが予想されています。
情報には「1次情報」「2次情報」「3次情報」と段階が分かれています。その中で1次情報は個人の主観ではなく事実を掲載しているため信憑性があります。
個人ブログなどは、1次情報を元に個人の意見などを追加してコンテンツにしています。
現在、インターネット上で収益を上げている企業や個人にとってなくてはならない存在と言えるでしょう。
様々な情報を提供する「2次メディア」
1次メディアの情報を元に配信するのが「2次メディア」です。
様々なニュースをまとめて分かりやすく解説した「ポータルサイト」
1つのテーマに特化して複数の情報をまとめた「キュレーションサイト」
これらのサイトは、1次情報を参考にコンテンツを配信しています。
2次メディアで有名なメディアは
● Gunosy
● SmartNews
● livedoorニュース
● excite
上記のように膨大な情報を配信しているメディアを2次メディアと呼びます。
2次メディアを利用して情報収集するユーザーは非常に多いです。そのため2次メディアに取り上げられたサービスやプロダクトは圧倒的なスピードで拡散される特徴があります。
ブログやWebマガジンなどの「オウンドメディア」
企業が自社サービスを紹介するメディアや、収益を目的としたブログサイトなどが「オウンドメディア」です。
オウンドメディアを運営する目的は
サービスやプロダクトの販売
アフィリエイト広告収入
などになります。
オリジナルのコンテンツを配信する点では1次メディアと同じように感じますが、最終的な目的が全く異なるのが特徴です。
ユーザーにとって有益なコンテンツを作成し、沢山の人にサイトを訪れてもらう。その中で商品やサービスなどの魅力を伝えてコンバージョンに繋げるのがオウンドメディアの目的です。
SNSをはじめとする「コンシューマージェネレーテッドメディア」
ユーザー参加型のメディアが「コンシューマージェネレーテッドメディア」です。
コンシューマージェネレーテッドメディア(Consumer Generated Media)は直訳すると「消費者が生成したメディア」になります。
有名メディアを見てみましょう。
● YouTube
● アメブロ
● 2ちゃんねる
どのメディアもユーザーがアクションを起こすことで成り立っています。ユーザーが1人もいない場合、メディアとして機能しないことが分かるでしょう。
口コミを書いたり、写真・動画・テキストを投稿することで成り立つコンシューマージェネレーテッドメディアは、ユーザー数が多ければ多いほど魅力的になります。
他のメディアとは異なり、ユーザーの影響をダイレクトに受けるのがコンシューマージェネレーテッドメディアの特徴です。
目的別にWebメディアを活用しよう
今回は、Webメディアの種類や役割を紹介しました。
情報源となる1次メディアはもちろん2次メデイアやオウンドメディアなど、それぞれに役割と特徴がありました。ユーザー参加型のコンシューマージェネレーテッドメディアも独自の機能を持ったメディアと言えます。
これからWebメディアを作っていきたい方や、既存のWebメディアを利用して情報発信をしていきたい方は、今回紹介した特徴を参考にしてみてください。